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炎のゲームクリエーター② を開催しました!

2021年6月2日、佐賀県鳥栖市のまちづくり推進センターにて、第2回目となる『炎のゲームクリエーター』を開催しました。

今回の取り組みについて

第2回目の今回は、前回から引き続き Scratch で4コマ漫画を制作します。
早々に完成させて2作目に取り掛かる子もいれば、イラストにこだわる絵師の卵や、セリフを音声で入れる子もいたりと、なかなかバラエティに富んだ制作風景を見せてもらいました。
今回でほとんどの子が完成した様子だったので、次回は4コマ作品の発表をしてみようと思います。
作品が完成していない子については、悪戦苦闘している様子を僕も隣で見ていたので、一緒に解説を交えながら発表に臨みたいと思います。
ちなみに、作品を完成させたことが良くて、完成できなかったことが悪いというわけではありません。
あいにくそんなゴミのような価値観は持ち合わせていないため、安心してください。
あくまで制作途中で「何を感じたか」が重要であり、それは本人にしかわからず、僕からは見えない部分です。
なので、その部分がどのようなものなのかは、自らの言葉で語ってもらうしかないわけで、それが作品の発表を通して発見できればいいなと思っているのです。

プロジェクターとネット環境の問題について

鳥栖市が管理している貸し出し用の PC に関しては、相変わらずプロジェクターが検出されないので、講師用の PC としては使用できない状態です。
この問題に関しては、手持ちの超クールなゲーミング PC を使うことで解決しました。
ただ、子ども達が作品を発表する際に、それぞれの PC から直接映像を出力させるということもできないため、プレゼンテーションをする際の代替手段については悩みどころです。
このプロジェクターの問題は、ディスプレイのドライバーを更新するだけで解決できるのかもしれませんが、なにせ会場にインターネット環境が無いという状況が、トラブルシューティングにシュートできないトラブルを招いています。
偶然にも市役所の担当の方が教室に来られたので、子ども達への教育の観点と、災害時の避難所として使用する際の利便性の観点から、まちづくり推進センターへの無線LAN の整備ができないか、と断りにくい理由を付けつつお願いしてみたところ、やはり断られました。
その理由としては、予算的に難しいということで、なんとなく予想はしていたのですが、仕方ないことですね。
ただ、8か所のまちづくり推進センターへ無線LAN の整備をする予算が無いほど鳥栖市の財政が苦しいのかといえば、そんなはずは無いわけで(あったら切ない!)、おそらく優先順位が低いということなのだと解釈しました。
全国の公民館的なところでも同じような状況だとは思うのですが、これはなかなか根深い問題だと思います。
ネット環境が無いことについて、教室の子ども達からの不満の声は今まで1度も聞いたことが無いのですが、ネット環境があればもっといろいろなことができるわけです。
この問題に関しては、僕も引き続きいろいろな可能性を考えていこうと思います。

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