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キッズ★クリエイターズ⑥ を開催しました!

2019年11月6日、佐賀県鳥栖市のまちづくり推進センターにて、第6回目となる『キッズ★クリエイターズ』を開催しました。

今回は、子ども達のリクエストにお応えして、ゲーム制作にチャレンジです。
ひとことでゲームといっても、パズルゲームやシューティングゲームなど、いろいろなジャンルがあります。
そこで、まずはどんなゲームを作るかを決めました。
子ども達からの要望としては、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』のように、マップ上をキャラクターが自由に歩き回るものがいいということでした。
いわゆる RPG(ロールプレイングゲーム)のことですが、敵と遭遇した時に戦闘画面に切り替わるというのは、かなり複雑なプログラムになりそうです。
今回はもう少しシンプルなプログラムを目指したいので、『ゼルダの伝説』や『ワルキューレの冒険』や『ハイドライドスペシャル』のような感じで、マップ上で直接敵と戦うようなタイプの、『アクションロールプレイングゲーム』というジャンルでゲーム制作にチャレンジすることにしました。

今回のプログラミングの内容は、自機(プレイヤーが操作するキャラクター)の見た目と動きに関する部分の3つに取り組みました。
1つ目は、キャラクターを適度な大きさに変更するというものです。
これは元のキャラクター画像に対して、何パーセントの大きさでゲーム画面に表示させるかという部分をプログラミングするのですが、『%』については学校の算数の授業で習ったそうで、みんな問題無くできていました。

2つ目は、キャラクターを画面上の狙った位置に配置させるというものです。
これはキャラクターに対して、x軸とy軸の数値を指定すれば OK です。
ところが、座標を扱うのって、たしか中学1年の数学だったような…
案の定、座標について子ども達に尋ねてみると、まだ習っていないということだったので、座標の求め方についての簡単な説明をした後、キャラクターの配置をがんばってもらいました。

最後の3つ目は、パソコンのキーボードの『方向キー』を使い、『↑』を押したら上方向へ、『↓』を押したら下方向へ、『→』を押したら右方向へ、『←』を押したら左方向へと、キャラクターを歩かせるというものです。
これは各キー操作に対して、x軸とy軸をそれぞれ何ピクセルずつ移動させるかを指定するというプログラミングになります。
『↑』と『→』は、それぞれプラス側へ移動するので問題無くできていたのですが、『↓』と『←』はそれぞれマイナス側へ移動するので、数値の指定が難しかったようです。
僕も絶対に答えを言うつもりはなかったので、しばらく観察していたのですが、数値をマイナスにすれば反対方向に動くということに気付いた子が、他の子にも教えたりしながら、全員が完成させることができました。
学び合いが盛り上がりを見せてたのは、僕の中では印象的な光景です。

さて、来年3月まで、残り3回の開催となりました。
おそらく残りの開催は全てゲーム制作になると思いますが、気合を入れすぎず、そこそこ適当にがんばりましょう。

それでは次回、また教室でお会いしましょう!

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・前回の記事 → キッズ★クリエイターズ⑤ を開催しました!

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