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とりくみ

みんなのマインクラフト② を開催しました!

2022年6月1日、佐賀県鳥栖市のまちづくり推進センターにて、第2回目となる『みんなのマインクラフト』を開催しました。
この教室は、地域の小学校と特別支援学校小学部の子ども達が集まって、メタバースを体験しながら、さまざまな創作活動とコミュニケーションを行なう場所を目指しています。

みんなで協力しよう!

前回の「まちづくり」は、ひとりひとりが自分の世界で創作活動に没頭するのには向いています。
ただ、みんなで協力しながら、まち全体をバランス良く設計するということは、現段階では難しそうでした。
そこで、今回は前半の時間を使って、強制的にみんなで協力しなければならないミッションに挑んでみることにしました。
準備したワールドは「お化け退治 廃校編」というものです。
廃墟になった村と、そこにある廃校が舞台になっていて、アイテムを収集しながら、「かまいたち」「輪入道」「提灯お化け」の3体のボスを倒すことでクリアーすることができます。
かなり強いボスもいるので、協力しなければ倒すことはできないでしょう。

結果としては、みんなで連携した行動ができていたかというと、そこまでは無かったのですが、クリエイティブモードの時と比べると、活発に意見交換が行なわれていたのは確かです。
地域の小学校に通う子どもと、特別支援学校に通う子どもとの間には、たった数時間ではなかなか埋まらない壁があるし、5年生と6年生との間にも壁はあります。
そういうものが少しづつでもほぐれていくには、みんなで1つの目標を共有しやすいような、冒険を共にする活動は効果的だと思いました。
マインクラフトでいうところの、サバイバルモードやアドベンチャーモードは、今後も活用していこうと思います。

協力してまちづくり

後半では、前回から引き続き「未来の理想的なまちづくり」をしました。
このワールドでは、一応「まちづくり」という大義名分があるものの、それぞれが好きなことをやるので、個性がわかりやすく発揮されます。

建物の見た目はさておき、レッドストーン回路でのセキュリティトラップ作りに情熱を燃やす子や、マイクラを初めてプレイしたにもかかわらず、細かい見た目にこだわった家を作る子がいて、それぞれの個性がよく見えてきます。
あとは、個々のこだわりの建物が、全体としての町の中で、どのように繋がっていくのかが今後の見どころです。

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