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とりくみ

みんなのマインクラフト④ を開催しました!

2022年9月7日、佐賀県鳥栖市のまちづくり推進センターにて、第4回目となる『みんなのマインクラフト』を開催しました。
この教室は、地域の小学校と特別支援学校小学部の子ども達が集まって、メタバースを体験しながら、さまざまな創作活動とコミュニケーションを行なう場所を目指しています。

空中の島々でサバイバル

今回は、前回からの続きで、空中に浮かぶ島々でのサバイバル生活をしました。
もちろん、このワールドでの最終目的はエンダードラゴン討伐です。
前回は、もう少しでエンダードラゴンが生息している「ジ・エンド」にたどり着けるかどうか、というところまで行っていたので、今回はすぐにエンダードラゴン討伐を達成できるかな? と思っていたのですが…
案の定、子ども達はそれぞれにやりたいことがあるようで、自分の理想の武器や防具を制作したり、プレイヤー同士で落とし合いのバトルになったり(最後は休戦協定を結んで解決しています)、なかなかゲームを攻略しようという雰囲気ではありませんでした。
それはそれで、このワールドでの生活を楽しみつくそうとしてくれているわけなので、うれしくはありますが。

途中で、地元の中学校の女子生徒2名が、職場体験の一環として教室を訪問してくれました。
2名ともマイクラをやったことがないということなので、せっかくなら仮想空間での交流を体験してもらいたいと思い、教室の子ども達と一緒にもの作りをやってみることにしました。
空中サバイバルは一旦中断して、「小中学生合同クリエイティブモードでまちづくりをやってみようコーナー」を30分ほどですが、実施してみました。
中学生は、初めての操作方法に戸惑いながらも、自分たちが通っている中学校を建設してくれて、先輩としての意地を見せつけてくれました。
子ども達はといえば、さっきまでサバイバルモードに熱中していたのに、クリエイティブモードをやり始めたらやり始めたで、これにもまた熱中するんですよね。
この集中力はすごいなと思いました。

職場体験が終了してからは、再び空中サバイバルの再開です。
最終的には、3名ほどがジ・エンドへ足を踏み入れ、エンダードラゴン討伐を果たしてくれました。
やっとこのワールドも終了することができます。
子ども達から、最後にワールドのモードをクリエイティブに変更してほしいというリクエストが届いたので、だいたい何をやるかは想像できたのですが、何も言わずにモードを変更してみました。
もちろん予想は的中して、島々に TNT 爆弾を大量に仕掛けて爆破しまくるという、いかにも小学生がやりそうなことを小学生がやってくれました。
僕は、そんな様子を遠目に眺めながら、「ここは平和だなぁ…」としみじみ思うのでした。

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