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みんなのマインクラフト⑦ を開催しました!

2022年12月7日、佐賀県鳥栖市のまちづくり推進センターにて、第7回目となる『みんなのマインクラフト』を開催しました。
この教室は、地域の小学校と特別支援学校小学部の子ども達が集まって、メタバースを体験しながら、さまざまな創作活動とコミュニケーションを行なう場所を目指しています。

まちづくりに進展あり!?

前半は、前回からの続きで「まちづくり」を進めました。

ワールドの中では、自由なルールの中で建築しているのですが、5年生は5年生だけで、6年生は6年生だけでグループを形成する傾向にあります。
お互いの顔が見える状況の中で仮想世界に入る場合、リアルな世界での友達関係がそのままバーチャル世界に引き継がれてしまうのが、個人的には残念に思うところです。
自宅からオンラインでワールドに参加するのであれば、もっと別の基準でグループができたり、全員で協力する場面も見られるのかもしれませんが。
ただ、完全に別々の価値観で創作を行なっているかといえば、そういうわけでもありません。
今回は、電車(このワールドでは電車をスポーンできます)やトロッコでマップ内を移動できるよう、レールを設置していく作業を、6年生が行なっていました。
おそらくそれを見た5年生が、同じくレールの設置を始めたのですが、それぞれのレールがつながって、全線開通になる可能性が出てきました。
そうなれば、全員で協力して作った鉄道が完成することになります。
次回、この部分に注目しながら、鉄道の行方を見守りたいと思います。

だるまさんがころんだに挑戦!

後半は、ユーチューバーの「カラフルピーチ」でもお馴染みの「だるまさんがころんだ」のワールドを手に入れたので、全員でやってみました。
ユーチューブでのゲーム実況を見ているためか、全員がルールを熟知していたので、わりとスムーズに開始できました。

ゲームのルールは、「だるまさんがころんだ」の声とともに、マップ上のどこかにダルマが現れるのですが、そのダルマの前で動いてしまうと攻撃されてしまい、おそらく高確率でゲームオーバーになってしまいます。
「だるまさんがころんだ」の声がしたら、しばらく動かなければいいわけですが、あまり停止していると制限時間が無くなるし、ゾンビなどに襲われて動かなければならない状況になることもあるため、複雑な状況の中での判断力が試されるのでおもしろいです。
ゲームオーバーになったプレーヤーは、他のプレーヤーの目線になってゲームを観戦することができるため、動けないプレーヤーのかわりに周囲を見渡して、ダルマがいないかどうかを確認することができます。
つまり、ゲームをクリアーしようと思ったら、プレーヤー同士で積極的にコミュニケーションをとる必要が出てきます。
実際に、5年生と6年生の間でも、サポートしあう関係が生まれていたので、これはこれでなかなかいいルールのワールドだな、と思ってしまいました。
次回も「だるまさんがころんだ」をプレイするかどうかは未定ですが、子ども達からのリクエストがあれば、やってみたいと思います。

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