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とりくみ

みんなのマインクラフト⑧ を開催しました!

2023年1月4日、佐賀県鳥栖市のまちづくり推進センターにて、第8回目となる『みんなのマインクラフト』を開催しました。
この教室は、地域の小学校と特別支援学校小学部の子ども達が集まって、メタバースを体験しながら、さまざまな創作活動とコミュニケーションを行なう場所を目指しています。

ボス戦で協力プレイ!?

前半では、前日に僕が作ったオリジナルのワールドをプレイしてもらうことにしました。
クリエイティブモードや一般的な配布ワールドでは、全員が協力して目標を達成するような状況にはなかなかならず、リアル世界での関係性が、そのまま仮想世界のグループ分けに反映されて、一種の分断みたいな状況になることもあります。
そこで、嫌でも全員が協力せざるを得ないワールドをプレイした場合、子ども達がどのような行動をとるのかを実験してみたくなりました。
僕が用意したワールドは、前日に徹夜で作ったワールドで、「ANIME++」というワールドをカスタマイズしたものです。
順路に沿ってマップ上を移動しながら、各エリアで待ち受けるボスを次々と倒していくというものなのですが、ゲームモードをアドベンチャーにして行動の自由度を制限することで、全員が共通の目的に向かわざるを得ない状況を作り出すことに成功しているはずです。
実際、プレイ中は、「誰か助けに来て!」とか「サポートよろしく!」とか声をかけあいながら、全員で息の合ったプレイができていたように思います。

だるまさんがころんだが人気

後半は、ユーチューバーの「カラフルピーチ」でもお馴染みのワールド「だるまさんがころんだ」をやってみました。
今回は、1月4日の開催ということもあって、子ども達の人数がいつもより少なかったため、ゲームのクリアーを目指すのはかなり難しい状況でしたが、ゲーム自体は十分に楽しむことができました。
このワールドの素敵なところは、ダルマに見つかってゲームオーバーになったプレーヤーは、生き残っているプレーヤーの視点になって、自由に周囲を見渡すことができるため、生き残っているプレーヤーをかなり強力にサポートすることができるというところです。
この仕組みのおかげで、みんなで協力しながらクリアーを目指すという一体感を、メチャメチャ感じることができました。
ワールドの制作者に感謝です!

さて、次回はいよいよ今年度の最後の開催です。
「だるまさんがころんだ」でクリアーを目指すか、「まちづくり」で作りかけの鉄道やトラップを完成させるか…
みんなの意見を聞きながら、当日何をするかを決めたいと思います。
お楽しみに!

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