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とりくみ

みんなのマインクラフト⑪ を開催しました!

2023年6月7日、佐賀県鳥栖市のまちづくり推進センターにて、第11回目となる『みんなのマインクラフト』を開催しました。
この教室は、地域の小学校と特別支援学校小学部の子ども達が集まって、メタバースを体験しながら、さまざまな創作活動とコミュニケーションを行なう場所を目指しています。

チーム対抗戦にチャレンジ!

マインクラフトで遊べるチーム対抗戦のゲームといえば、「ベッドウォーズ」が有名です。
ベッドウォーズとは、チームに分かれて、自分たちの陣地にあるベッドを守りながら、相手チームのベッドを破壊することで勝利を目指すゲームです。
ベッドを破壊されたチームは、キルされた際にリスポーン不可となります。
その後さらにキルされると、敗戦となり、観戦モード(透明になって空中を自由に移動できる)になってゲームの行方を見守ることができます。
通常のベッドウォーズは、サーバー上で遊べるゲームとして、マインクラフトの大手パートナーメーカー(LifeBoat など)が提供しています。
ただ、サーバー上で遊ぶとなると、同じサーバー内でランダムに開始されるゲームにタイミング良く全員で参加できるかどうかは微妙なところです。
そこで、ローカルで遊べるベッドウォーズのワールドを購入して、いつものローカルマルチ環境でプレイしてみることにしました。
ところが、なぜか1名か2名はゲームに参加することができず、始めから観戦モードになってしまうという謎の症状が出てしまい、なかなか全員そろってゲームを開始することができません。
結局、この症状を解決することはできず、今回はベッドウォーズは諦めることにしました。
くぅ~っ残念!

空島でのサバイバル

ベッドウォーズがうまくいかず、さてどうしたものかなと悩んでいたら、ひとりの子が「だるまさんがころんだをやればいいじゃん!」と提案してきました。
どこから情報を仕入れたのか、僕がだるまさんがころんだのワールドを所有していることを完全に把握しているようです。
その後も「だるまさんがころんだ」を連呼して、ストレートにゴリ押ししてきます。
こうなってくると、僕も対抗馬として「空島でのサバイバル」を提案してみることにしました。
人間とは不思議なもので、これを絶対にしろ!っと言われるとやりたくなくなるし、これは絶対にするな!っと言われるとやりたくなってしまう生命体であることを、改めて実感します。
その後は小さなディベート大会のようになり、それぞれのワールドの良さをプレゼンしあったのですが、結果的に「空島でのサバイバル」をすることになりました。
これはプレゼン内容の良しあしとは別に、子どもは大人の意見を無条件に受け入れるべきだという社会的圧力があることも確実に影響しているだろうと思い、平等なディベートではなかったことを後から少し後悔しました。
僕が大人げなく対抗意識を燃やしたことを後悔しているわけではないので、そこはお間違いのないように!
ちなみに、「空島でのサバイバル」とは、空中に浮かぶ島々を渡り歩きながら、エンダードラゴン討伐を目指すワールドです。
実際にプレイしてみると、さっきまで「だるまさんがころんだ」推しだった子が、いの一番に楽しんでいたので、これはこれでよかったなと思いました。
次回も、ひとまず空島の続きをやろうと思います。

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