太郎システム

とりくみ

みんなのマインクラフト⑭ を開催しました!

2023年10月4日、佐賀県鳥栖市のまちづくり推進センターにて、第14回目となる『みんなのマインクラフト』を開催しました。
この教室は、地域の小学校と特別支援学校小学部の子ども達が集まって、メタバースを体験しながら、さまざまな創作活動とコミュニケーションを行なう場所を目指しています。

今年度初のだるまさんがころんだ!

前半は、今年度では初となるワールド「だるまさんがころんだ」をプレイしました。
このワールドを楽しみにしていた子も多く、「クリーパーだるまはヤバイから OFF で!」とか「巨大だるまはデカイだけで意味ないよ!」とか言いながら、手慣れた感じでワールドの環境設定を進めていたのが印象的でした。
ただ、だるまさんがころんだの配布マップ版は、アドベンチャーモード限定でのプレイとなるので、「カラフルピーチのワールドとは違う…」と残念そうにしている子もいました。
だるまがプレイヤーの近くにランダムに出現したり、だるまを封印する仕組みなどはそのままに、サバイバルモードでのプレイができるようにカスタマイズできないかどうかは、これから検証していく必要がありそうです。

後半では、やはり人間 vs 人間のバトルがしたくなったようで、前回も好評だった「ベッドウォーズ」をプレイしました。
今回は僕もプレイヤーとしてゲームに参加できたので、白熱したプレイをみんなと共有しながら楽しむことができたのでよかったです。

ゲームは悪なのか!?

日本社会では、学校の勉強が正義で、ゲームは悪である、というアホっぽい価値観が蔓延しています。
もう少し詳しく書くと、学校の勉強の妨げになるものがすべて悪であり、そのリーダー格のような存在がゲームである、といったところでしょうか。
でも、この価値観って何かおかしくないですか?
僕は学校の勉強のことを「ペーパーテスト対策」と呼んでいるのですが、実際に学校現場で「教育」や「学び」や「学習」と呼ばれているもののほとんどは、ペーパーテストで得点を稼ぐための訓練です。
もちろんペーパーテストで点数を稼げる人が幸せな人生を送り、点数を稼げない人が不幸な人生を送るということが、ノストラダムスの大予言によって決定しているのであれば、ペーパーテスト対策に人生の全てを捧げるのも納得できます。
ところが、実際の社会はそうはなっていません。
そうはなっていないどころか、ペーパーテスト対策こそが人生の全てだと信じてがんばり続けたことが原因で、人生の途中、特に人生の後半でもがき苦しむことになってしまった人達を見てきました。
また、有名人の人生を紹介する番組などでも、ペーパーテスト対策をがんばったからではなく、自分の好きなことを極めることで豊かな人生を送っているという事実が、さんざん語られてきたと思うのですが…
なぜ、学校現場や一部の保護者は、それでもペーパーテスト対策を重要視し、点数によって子どもに序列を付け、もっと点数を稼げと尻を叩き、個々の才能を磨くことを放棄するのでしょうか。
子ども達が、あらゆる才能を犠牲にしながら、ひたすらみんなでペーパーテスト対策の訓練に耐え、毎日の貴重な時間を浪費してしまっている現実を、僕はどうしても理解できません。
もちろん僕には学校教育を変える力も覚悟も暇も無いので、どうすることもできないのですが、少なくとも太郎にはそのような人生を歩ませないようにすることはできます。
天才を育成するためには、その事に没頭して取り組む時間が、少なくとも1万時間必要だという、いわゆる「1万時間の法則」というものがあります。
太郎はゲームが好きであり、毎日ゲームに没頭しているのですが、その通算没頭時間は、6年生の現在ですでに2万時間に届こうとしています。
これはもう、才能といってもいいのではないでしょうか。
あとはこの才能に磨きをかけ続ければ、幸せな人生を送ることができるということであり、なんとも単純な話です。
人生の選択肢を広げることが重要なのではなく、人生の選択肢を狭めていくことが重要なわけなので、僕が太郎のためにできることも、おのずと決まってきます。
太郎にとってはゲームは正義であり、ペーパーテスト対策(にしかならないこと)は悪であるということでしょう。
さて、これからますます楽しいことが起こりそうな予感がしますね!
というわけで、みなさんも何か没頭できることがあれば、中途半端にならないよう、たっぷり時間をかけて楽しんでいきましょーねー!

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