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とりくみ

キッズ★プログラミング⑤ を開催しました!

2018年10月3日、佐賀県鳥栖市のまちづくり推進センターにて、第5回目となる『キッズ★プログラミング』を開催しました。

前回から引き続き、『ダンジョンゲームを作ろう!』という課題の制作です。

特に今回の課題のように、自由に描いたダンジョンマップと、勇者や敵キャラの配置との関係性によって、ゲームの難易度やおもしろさが決定する場合、ゲームバランスの調整が重要なポイントとなります。
つまり、どうすればおもしろいゲームになるかの仮説を立てて実装し、実際にプレイしてみて、問題があれば修正をするという作業を無意識のうちに繰り返すことになるわけです。
いわゆる PDCA サイクルというもので、1度ハマりさえすれば底なし沼のように抜け出せない状況となってしまうので、それなりに熱中して取り組めていたように思います。
一番うれしかったのは、完成したゲームを友達同士でプレイしてみて、手ごたえを確かめ合ったりしていたことです。
僕も順番にプレイさせてもらいましたが、どの子どもが作ったゲームもなかなか難しく、残念ながら1つもクリアーすることができないという結果に…
これはさすがに難易度が高すぎてクリアー不可能のクソゲーだろうと思っていたら、子ども達は諦めずに何度もチャレンジし、最終的にはクリアーして喜びを分かち合ったりしていました。
さすがは天下無双の小学生であり、僕が無くしてしまったキラキラした何かを持っているのだということを改めて実感しました。

キッズ★プログラミングに来ていない子ども達も、自宅で環境さえ整えられるのであれば、ぜひ Scratch で遊んでみてほしいなぁと思います。
子ども達にとって、Scratch で遊ぶための最初の壁は、ゲーム画面となるステージと、プログラミングをするスクリプトエリアが分かれていていることを感覚的に理解することだけのような気がします。
ステージ上でキャラクター(スプライト)の配置を変えるには、プログラミングを書き換えるしかなく、ゲーム画面上でいろいろ動かしても反映されることはありません。
そもそもプログラミングを学習するための環境なので、そのような仕組みは当たり前といえば当たり前の話ですが。
この考え方に慣れることさえできれば、Scratch は直感的に作業でき、プログラミングのおもしろさを気軽に体験できるツールなので、これはもうチェケラッチョでシェケナベイベーでしょう。
2020年度に小学校でプログラミング教育がスタートするのであれば、今のうちに、ぜひぜひ遊びとして体験してみることをオススメします。

そのキッカケになれるかどうかはわかりませんが、今月の27日に『チャレンジスクール・ミニ発表会』というものが開催されます。
子どもチャレンジスクールでは、お箏や書道や茶道など、まじめな教室も開催されていることから、子ども達の日頃の練習の成果を発表・展示するための場として今回のイベントが企画されたようです。
キッズ★プログラミングでも、一応まじめにブースを作って体験コーナーを設置することになったので、子ども達の作品や、プログラミングを体験できる何かを展示してみようと思います。
プログラミングに興味があるのか無いのか自分でもよくわからないけど、まったく興味が無いわけではないし、まぁ少しぐらいならどんなものか体験してやってもいいぞという人がいたら、ぜひ足を運んでみてください。

それではまた、11月のキッズ★プログラミングでお会いしましょう!

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