キッズ★プログラミング⑨ を開催しました！

2019年2月14日更新

2019年2月6日、佐賀県鳥栖市のまちづくり推進センターにて、第9回目（最終回）となる『キッズ★プログラミング』を開催しました。

今年度最後の開催を感動的に締めくくるためにはどうすればよいか？などなど… いろいろと余計なことを考えた挙句、『作品発表会』というありがちな事をやってみることにしました。
過去に制作した作品の中から気に入ったものを1つ選んで、それをプロジェクターで投影し、みんなの前で作品についてのプレゼンテーションをするというのが最後のミッションとなります。

作品選びに関しては、最後に制作した横スクロールアクションゲームを選択する子がほとんどでしたが、その1つ前に制作したダンジョンゲームを選択する子もいました。

キッズ★プログラミングの第1回目で制作した4コマ漫画を発展させ、コマ数を60個ほどに増やし、コマの表示速度を速めることで、アニメーションの制作ができることに気付いた子もいて、あわてて制作に取り掛かかる姿も見られました。

さすがにこのタイミングで、60コマの連続したイラストを描き切るのは不可能なのですが、そんな常識なんてものともせず、ひたすら制作に熱中している姿にうれしさを感じます。
このような瞬発力を備えた創造力を伸び伸びと育んでいくことができれば、きっと将来の大きな力になるだろうなぁと思わずにはいられません。
もちろんアニメーションを完成させることはできなかったのですが、作品コンセプトの部分を発表することができました（本人は制作に夢中なため、ほとんどの内容を僕が発表しましたが、それもまたいとをかし）。

作品発表の後は、いよいよ修了証書の授与式です。

子ども達をビックリさせるために、おそらく世界最小と思われる終了証書を作ってみたのですが、それに関しては特に何の反応も無く、台座の人形が気持ち悪いというクレームだけが付きました。
視覚的アプローチがダメなら、聴覚的アプローチから感動させてやるゼ！見てろよ！と思い、BGMに感動的なクラシック曲を流してみたものの、またまた子ども達から「うるさい！」というクレームが付くという、まさに踏んだり蹴ったりの状態だった修了証書授与式でした。

そんな感じで、ある意味キッズ★プログラミングらしく、フリーダムで非定型なスタイルの最終回を迎えることができたのではないかと思い、個人的には満足しています。

6年生の皆さんへ

6年生の皆さんは、もうすぐ中学生ですね。
小学校とは異なる環境の中、戸惑ったり悩んだりすることがあるかもしれませんが、ぜひ、おもいっきり戸惑って、おもいっきり悩み続けてください。
きっとその体験が、その後の人生をよりおもしろくしてくれます。
僕の個人的な願いとしては、学校の勉強はもちろん大事かもしれませんが、自分の好きなことに熱中する時間だけはしっかり確保して、ある部分においては誰にも負けないオタクになってほしいと思います。
そういうわけで、まぁ気楽にがんばってください。

5年生の皆さんへ

5年生の皆さんは、いよいよ小学校で最高学年となる6年生になりますね！
え～っと、そうですねぇ… まぁ気楽にがんばってください。
もし気が向いたら、来年度の子どもチャレンジスクールにも参加してみてくださいね！

来年度の実施について

来年度も『キッズ★プログラミング』を実施するのかどうかは、子ども達からもよく質問されるので、現時点でわかっていることを書いておこうと思います。
すでに決定していることは、子どもチャレンジスクールの1クラスを僕が担当するということだけです。
そのクラスを『キッズ★プログラミング』という名称にするかどうかはまだわかりませんが、今年度と全く同じことを繰り返すつもりは無いです。
なぜなら、テクノロジーがすごいスピードで発展しながら社会を変え続けているのであれば、教育もある部分においては1年ごとにアップデートし続ける必要があるからです… なんてカッコイイことを言うつもりは無く、僕自身がいろいろなことにチャレンジしてみたいからです。
今回、キッズ★プログラミングをやってみてわかったことは、スタートの段階（プログラミングが好きなのかどうかもわからない状態）でプログラミングだけをやり続けるのではなく、コンピューターを使ってさまざまな体験ができるような機会を作ったほうが良さそうだということです。
そんな体験の中から、未来の社会で役立ちそうな何かに繋がっていくキッカケ作りができればいいなと思います。

具体的な内容については現在検討中です。
決定次第、サイト上にも掲載する予定ですので、そこんとこ Yo, チェケラッチョ！

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