太郎システム

とりくみ

みんなのマインクラフト① を開催しました!

2022年5月11日、佐賀県鳥栖市のまちづくり推進センターにて、第1回目となる『みんなのマインクラフト』を開催しました。

開催にあたって

今の子ども達の生活に、メタバースは大きくかかわってくるでしょう。
メタバースで、さまざまな人達とコミュニケーションをとりながら、学んだり、仕事をしたり、遊んだり、多くの時間を仮想空間で過ごす未来では、いくつもの人生を同時に楽しむことができます。
例えば、高齢により寝たきりの生活になったとしても、いつでもなりたい自分になって、同じ趣味を持つ世界中の人達と一緒に、自由に美しい世界をめぐることもできるのです。
まずはメタバースの存在を知ることで、自分の人生には多くの選択肢があり、現実的に乗り越えることのできない困難に直面しても、それは大きな問題ではないと思えるほどの世界にいつでもダイブすることができるという安心感を持ってもらいたいと思います。
そして仮想空間の中で、自分の得意なことを発揮することができるのであれば、それが仕事にもなるということを、実感してもらいたいと思います。
『みんなのマインクラフト』を開催するにあたって、子ども達の前でこのような挨拶をさせてもらいました。

どんなことをやるのか

今年度の『みんなのマインクラフト』では、『マインクラフト』というゲームをプレイしてもらいます。
マインクラフトは、サンドボックスゲームと呼ばれていて、公園の砂場(サンドボックス)で遊ぶように、自由に何かを作ったり壊したりしながら、ルール無用の果てしない遊びを楽しむことができます。
しかも仮想空間なので、何でもアリのレゴブロックといった感じで、建築などの好きな造形をしたり、小説を書いたり、プログラミングをしたり、動植物を育てたり、採掘したり、寝たり食べたりと、とにかく何でも自由にできます。
特に、仮想空間の中でコミュニケーションをとりながら創作活動を行なうことは、未来のメタバースにおいて重要なスキルになると思うのです。
この教室では、マインクラフトのさまざまなワールドを活用して、自由度の高い課題に取り組みながら、それぞれのスキルを磨いてもらいたいと思います。

今回は、みんなで協力して『まちづくり』をしてもらうことにしました。
町全体のことを意識しながら建造物を作るのは、実はかなり難易度が高いです。
自動車やヘリコプターや電車など、乗り物を扱うことのできるワールドを使用しているので、道路や線路をどのように配置するかも重要になってきます。
今回は、まだ全体を見ることに慣れていないため、ひたすら自宅制作に没頭する姿が多く見られましたが、少しづつ町が大きくなるにつれて、さまざまな課題が見えてくると思います。
まちづくりは今後も継続していくので、これからの展開に期待したいと思います。

昨年度の取り組み

参考のために、昨年度の取り組みをご紹介しておきます。
昨年度は『炎のゲームクリエイター』を開催しました。

ページのトップへ戻る